イェェモン

イエモン、えぇもん、そのふたつについて。

きのうの夜

人間の感情や考えには波があって、良い時も悪い時もあって、誰だって何かを隠したり、開示したり、でもそんな個人に色々あるなかで集団や社会が回っていて、昨日の夜は、それが、なんかいいなって感じた。

 

 

昨日は会社の飲み会終わりの二次会があったのだけど、そこで未来への不安や仕事面の負の感情について話した。ここに書くこともできない。そんな内容の話でも、先輩は耳を傾けて聞いてくれた。

 


先輩自身の、誰にでも話せる内容ではない話も聞いた。人間として持っている感情の中で一般的には悪いと言われるような感情を抱いた時の話。自分は経験したことがなく感情移入は全くもってできなかったが、その感情を抱いた経験のある人がこの世に存在していて、それを胸に秘めてその人は生きていて、それでも会社の部署というコミュニティは問題なく回っている。この事実が、自分にとって救いだった。

 


基本的にプライベートすぎる話は会社の人にはしない。会社の部署っていうコミュニティおよび仕事をうまく回すために、自己のプライベートな情報の開示は不要と考えて社会人をずっとやってた(SNSは絶対繋がらない)。

 


開示をしても、していなくても、コミュニティは続く。胸に秘めていることがあったって、生きれるし、人と会える。そんなことをしなくても、生きれるし、人と会える。世間から非難されることを考えていたって、いなくたって。どんなに辛い経験をしたって、していなくたって。それを言っても、言わなくても、問題なく社会は回るんだ。

 


なんか、この事実が、自分の人生にとって最大のゆるしなんじゃないかとすら思った。たぶん、これはうまく伝わらないと思う。

 


なんか、良かったんだ。

2次会でカラオケバーにいって、帰りの車内で色々話して、帰りに男の先輩とコンビニでアイス買って食べながら先輩んちまで歩いて帰って。今まで人に話せなかったこといっぱい語った。

 


今年本当にすごく色々あって。いろんなこと考えて、苦しくなったり、わからないことがわかったり。でも、そんなこと人に話そうが、話すまいが、生きることができるんだ。

 


うまく伝えることができないけど、少なくとも、いまは前を向いて生きていける。これからもそうしたい。そんな気がした夜だった。

 


波はあるけど、それでも人とまた会えるし、生きていける。