イェェモン

イエモン、えぇもん、そのふたつについて。

MY WINDING ROAD

僕は父と気軽に話せない。

 僕が父と一緒に暮らしていたのは5才まで。父は仕事で忙しく、単身赴任生活がとっても長かった。そんなだから、久々に会っても、あまり気軽に話せなくて。大人なっても、そんなかんじで。

 

2015年11月。久々に家族で集まることができて、近所の銭湯でのんびりしようということになった。

 

男湯に入ると、客は父と僕の2人だけ。広い銭湯に2人。ちょっと気まずいなー...なんて思っていたら、父が唐突に言い出した。

 

父:よっし!誰もいねぇし、歌っちゃおー!!

 

僕:!!???

 

それで父が歌った曲がコレ。

 


THE YELLOW MONKEY – MY WINDING ROAD

 

あぁ真夜中に踊りながら

世界の鼓動を感じるのもいいじゃない?

紫色に濡れた時代に

ミラーボールが回り始める

 

真夜中に踊りながら歌う父は、何を感じていたのだろうか。はしゃいでいる父、モロに出ている股間。紫色に濡れたミラーボールは、小刻みに回っていた。

 

…お粗末!

まぁ、この銭湯の件がキッカケで、父もイエモン好きだということが分かり、「イエモン好き」という僕との共通項が出来たから、良かった…のか?

 

いまは一緒にカラオケいったり、LIVEいったりして、少しは話す機会が増えたかな。と思う。