イェェモン

イエモン、えぇもん、そのふたつについて。

高校生と出会った。

まとまらない感情で今いる。

 


イベント後、ローソンに寄ったが、なに買うか頭が全然まとまらず、何十分も店内をうろうろした。ストロングゼロ青リンゴ味とチョコボールという謎の組み合わせの商品を買ってきた僕は、いま机の上で缶をあけ、今こうして文章を書いている。

 

 


今日参加したのは、高校生が主催するイベント。「学校って誰得?」というテーマのもと、趣向を凝らしたアイスブレイクも交え、グループディスカッションのようなことを3回ほど、グループを変えつつ実施した。結果、めちゃいろんな人と喋ってきた。

 


喋り疲れなのか、夜勤あけて1時間ちょっとしか寝ていない頭でイベント参加したからなのか、考えと感情がまとまらないのだが、まとまらないのは、それだけではないはずだ。いま巡っている考えと感情の波が大きいからだと思う。

 


「あの場に集まった高校生はみんなすごい」

すごい。本当に。心の底から尊敬している。

何回だって頭の中で叫んでいる。

「あの場に集まった高校生はみんなすごい」

 


いろんな高校生、大学生、高専生、大人。30人くらいいた。自分の意見を言えて色んな人と関わりに行ける、その場にいた高校生たち全員を、本当にすごいと思っている。高校は一校だけでなく、いろんな高校の生徒が参加していた。

 


学校は、好きか、嫌いか、誰のためにあるか、そんなような話をあの場にいた全員が自分の意見をもって話していた。

 


自分が17,18歳の時、高専学生寮のネット回線が24時で切れるまで、ひたすらニコニコ動画をみていた。もしくは友達と喋っていたり、談話室でひたすら遊戯王をやっていた。高専5年間で20歳になるまで、高専生以外の関わりなんて、一切持てていなかった。「このままだと、やばいな」という謎の焦燥を10代後半の僕は感じていたけれど、良い出会いを求めて動いたり、良いアクションを起こしたり、何一つできたことなんてなく、学生生活を終えた。

 


あんま自分の話はしたくないけど、

自己肯定感が地獄の底まで低かったとか、本当に頭がおかしくなってパニックになるほど病んでいたとか、そういう自分のあれこれは置いておいて、僕は学生時代に何かアクションを起こし結果を残したことなんて、何一つなかった。

 


今日の場にいた高校生だって、なにかしら個人で抱えていることは大なり小なりあるんだろうけど、それでもああやっていろんな人が集まる場を見つけ、参加して、意見を交わすことができることは、本ッッ当にすごい。

 


イベントの運営も、しっかりやっていた。いろんな高校生が集まってやっていて。でも志はみんな似ているんだろうなと感じて、なんだかそれが自分は、すごくいいな って思った。

 


イベントの主催側に、最近4月に知り合った高校2年生がいる。彼は「夢」を言える人だ。彼とは「おどりばのいどばた」で2回、自分がやったイベント「イベントってまぢ難しくね?ごはん会」、そして今日のイベントで、4回会った(めっちゃ会ってるな、、)。

 


 ・自分がいる高校を日本一夢の溢れる高校にする

 ・生徒会長になる

 ・将来はみんなに愛される政治家になる

 ・長野を魅力的にする

 


って、なんの迷いもなく言ってて。ほんと。すごいんだ。迷いなく素直に言っていた。彼の素直さや、夢を持つところは、すごく魅力的に自分は感じる。

 


彼は自由に夢を語っていた。自分は社会人になって夢を考える機会なんてそうなくて。そこで気づいたことがある。

 


自分たちは過去をみて、過去の出来事から未来をつくろうとするけど。違うわ。違うんだ。彼のような高校生も、もっと下では幼稚園児も夢を言える。夢って、今や過去は置いておいて、自由に考えていいものなんだ。何歳だって、夢って自由に持っていいもんなんだ。

 


自由に夢を思い描いてそれに進んで行動するって、いじめとかがあると、できないと思ってて。だからこそ、のびのびと人生やるのを阻害するいじめって、ほんと良くねぇなと思ってて。

 


本当は、学校以外の場で過ごせればいいんだよな。彼は、学校以外の場で良い大人に出会ったのが転機だと、自分で言ってた。僕は20代後半からいろんな場所に顔出すことができるようになって、いろんな人と会うことが増えた。中にはイベントとか以外でご飯を何回か食べたり、わりと真面目にいろんなことを喋ったり、そんな繋がりもできている。そういうようにできるようになったのも、自分はとある人との出会いだった(2人いるのだが、ここでは話さないことにする)。

 


なんの話してたっけ。酔いがまわっておるぞ。うん。「あの場にいた高校生みんなすごい」「夢って何歳でも自由に語っていいものだと気付かされた」だっけ。

 


でも、大きな夢をもたなくてもいいのかな とも思っている。「好きな人ともっと一緒にいたい」とか「自分の趣味を深堀りしたい」とか「おいしいもん食べにいきたい」でも、別にいいと思っている。SNSにより、なんかやってる人の声だけがバカでかくなってしまう時代だけど、そういう人のことを真似しなくてもいいし。自分が望む方向に進めばよくて。その欲望の大きさや成果のスピードは別に競う必要なんて何一つないものだと自分は思っている。

 


ちょっと今日のイベントでネックだったのが、自分のようにイベントに誘われた「大人側」のことを、「すごい大人たち呼んだんで」みたいな、そういう前置きのもと紹介タイムに入ったことで。自分はイベントやったり、ブログをしこたま書いたり、ワクテカナガノというFBページを管理してたり、するんだけど。自分は、すごい人になろうとしていないし、なりたくもない。

 


話ぶれぶれなんですけど。

「自分は他の人と違うんです」みたいな、「自分は一段高いとこにいます」みたいな、人と人との間に階級とか段差をつける人が、僕はものすごく嫌いなんだ。誰とだって対等に話したいと思っている。今日きた高校生とも対等に話したい。同じ目線で物事を考えたい。相手と話すときにマウントとろうとしてくる人とか、なんでもかんでも競おうと物事を考える人が、自分はすごく苦手だ。よくわかんねープライドや自尊心もってる人の気持ちが、自分には分かんない。勝手に土俵にあげて、まわしをとろうとしないで欲しい。勝手にあげられた土俵では、自分は「負け」でいいと思っている。

 


自分はすごい大人でもない、なんでもない、ただの人間なので。休日予定がなければ自宅で物思いにふける陰キャです。ほんと。今日の高校生のみんなの方が、どんな大人より、すごいよ。本当に。

 


今日は本当に楽しかった。活力も湧いてきた。

あの場をつくってくれた北村くんや他の運営の方々。本当にありがとうございました。自分はこの先もイベントに出るかどうかわからんけど、本当に良かったです。

 


今日のイベント、主催団体の名前は「もざいく」っていいます。本当に応援しています。

 


ストロングゼロが切れたので、買いにいってきます。