イェェモン

イエモン、えぇもん、そのふたつについて。

気晴らしに銭湯へ行った話

今から書くのは、汚い尻を見せつけられた話と、漫画と恋の話である。

 

 

僕が湯船に浸かっていると、多分大学生の若い2人が、ウェイウェイ‼︎みたいな雰囲気を出して、腕立て伏せをやり始めた。2人横並び。自分の視界の端の方で、2つの尻が上下に動いていた。きたねー尻みせつけてんじゃねーぞと思った。帰りぎわにも、ウェイウェイ‼︎みたいな雰囲気をだしていた。喋り声に反応して僕がその人たちの方を向いてしまったので、また視界に尻が入ってしまった。ダブルで汚い尻みせつけてんじゃねーぞと思った。

 

その後、サウナ室へ。室内のテレビでは、グータンヌーボの新しいヤツみたいな番組が流れていた。ガンバレルーヤまひるちゃんが、「人を好きになるとはどういうことなのか?」という話をしていた。それに対して多分乃木坂46の女の子が、「綺麗な景色を見たり、おいしいものを食べたりした時に、あの人と一緒に体験したいな って思うことだよ」みたいなことを言っていた。ええこというやんけ と思った。その話には、「…というコトをだれかがインスタで書いていました笑」というオチがついていた。えぇオチやんけと思った。

 

サウナから脱衣所へ移動し、なんかヌメっとしたリンゴジュース(スムージー?)を飲んだ。おいしかった。その後、またサウナへいった(好きなのだ)。

 

この銭湯には漫画がたくさん置いてある。サウナから出て、ぬくぬくした身体で、漫画を読む、この時間が僕は好きだ。

 

今日読んだ漫画は3冊。

 

けいさつのおにーさん

権堂の交番が舞台のマンガ。絵と雰囲気が好き。

 

課長 島耕作

読んだことない時は、なんか仕事に役に立つ知識を得られる漫画なのかな と思っていたが、この漫画は違う。島耕作がセックスをしまくり、なんやかんやで昇進する。そんな内容だ。こんなん仕事の役に立つわけがない。セックス&セックス&セックス。多分、『セックス・アンド・ザ・シティ』よりも、セックスをしている(観たことない)。

 

部屋(ウチ)においでよ

今日、初めて読んだ。すごい好きな漫画だ。自分が生まれるよりも前の漫画なのに、とても心を惹かれた。「部屋」を舞台として、2人の若い登場人物の恋が描かれた漫画。ひとり暮らしだったヒロインが主人公と過ごし始め、日常に変化が生まれる。「誰かといること」で変化する感情。登場人物の表情や台詞で見せる心情描写が本当に良くできた漫画だった。

 

むかしの漫画を読んでてよく思うけど、男キャラが煙草を吸いがち。

 

まだ1巻しか読めてないけど、部屋においでよ、これは絶対に全部読みたい。

 

漫画をしこたま読んで、帰ろうとしたら、とても可愛らしい女の子がいた。ふと突然、手を握りたいなぁ という気持ちが湧いた。しかし、その気持ちから即座に行動を起こしたら、現代日本では、終わりを意味する。自制することにした。

 

さっき湧いた欲求は、人を好きになる恋心ではなく、今日丸一日部屋にいて誰とも喋らなかったことによる寂しさからだろう。なんとなく、夜空を見上げ深呼吸をして、自宅に帰った。

 

明日はジムにいくし、明後日は友人と会う。イベントも控えている。なんだかんだで人に恵まれている。それを思うと、少し気が晴れた。