僕らの話 その5
僕らがいた寮には談話室という部屋があった。そこはテレビが一台置いてあり、それを囲むようにソファがいくつか置いてあるほか、みんなで勉強したりできる大きな机がある。そんな談話室での思い出の話。
僕らはこんな感じで使っていた。
①メンバー(主にバサラ)と女子バレーを見て、試合鑑賞を楽しむのではなく、「あの選手可愛い」などと女子選手鑑賞を楽しみ、好きな女の子のタイプを語り合う。
②プログラミング、レポート作成、テスト勉強など。バサラと自分は高専2年の頃に「現代視覚文化研究会」という同好会に入った。その年の学園祭でゲームを製作し販売することになったが、学園祭前日くらいまでプログラミングを行う、通称「げんしけんデスマーチ」が談話室で朝まで繰り広げられた。この件については、また別に記事を書きたいと思っている。
③仮面ライダー鑑賞
日曜朝7時過ぎに起き、8時に談話室へ集合。
そしてみんなで仮面ライダーを観る。
④遊戯王
これが談話室の使い方のメインだった。僕やデュエルは遊戯王を良くやっていた。「おい、デュエルしようぜ」が僕らの合言葉だ。
NOZOKI部以外の寮生とも、ここでたくさん遊戯王をやった。
おたくクイズの覇者・チャンプ
研究によって生まれた究極生命体・コリキ
新潟からやってきたナイスな男・ヨッシー
いろんなデュエリストと絆を深めた。
僕が一番遊戯王をやったのは誰だろう…と振り返ると、真っ先に思い浮かぶ人物がいた。そいつは、これから語るNOZOKI部のメンバー「ショッカー」だろう。
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次回、
僕らの話6・ショッカーという男
お楽しみに。
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