仮面ライダービルド劇場版みた感想
公開当時、劇場でみた感想。
仮面ライダービルド。桐生戦兎と万丈龍我の絆の話であり、戦争が起きてしまった世界とラブ&ピースのために戦う主人公の話でもある。
偽りのヒーローに仕立て上げられ、記憶の改竄を受けた主人公が、民衆から戦争の象徴だと忌み嫌われながらも、平和のために自分の力を使う っていうヒーロー像の描かれ方が、とても良い。
多くの人から褒め称えられなくてもいい、
認めてくれる人が少しでもいれば、
それでもいいか と思える。
今まで観てきた平成ライダーの中でも主人公の描き方が群を抜いて良かった。それは主役の犬飼貴丈さんの演技力が高いから、そう思えるのだろう。
テレビシリーズは、良いところも、悪いところも、たくさんあった。歴代平成ライダーの中では自分はあまり好みの部類ではないのが正直なところ。でもいい話が何回かあって、1年間観続けることができた。ビルドは8月で最終回を迎える。
クウガから始まる平成ライダーも、次の作品で20作品目に入る。ずっと観てきた。趣味というか、自分のアイデンティティー。20作品目のジオウも楽しみだ。