イェェモン

イエモン、えぇもん、そのふたつについて。

【感想】ビルド、21,22話。

21話と22話、本当に良かった。

 

仮面ライダービルド、歴代の平成2期の中では面白くないと感じていたんだけど、この話は良かった。ビルドが戦争をテーマに描いていることについては反対派なんだけども、21話と22話は、このテーマでなければ描かれなかったかもしれない。

 


見てない人には分からない話になりますけど

 


21話 猿渡一海のセリフ

主人公がパワーアップアイテムを初使用し、暴走してしまい、一海の仲間の命を奪ってしまったことに対して。

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あいつだって命をかける覚悟はできてた....

弱いから負けた...それだけだ。

お前のせいじゃねぇ。

けど....あいつが俺にとって大切な仲間だってことに変わりはねぇ。

だからな....

俺が心火を燃やしてお前を倒す。

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っていうのがあるんですけど。自ら戦争に足を踏み入れ、戦争で命を落としてしまうことは、一海は受け入れているんだけど、仲間を失うことは受け入れられない みたいな。そんなのが上手く描写できていて。

 


あと21話と22話、BGMを抑えていたのが良かった。会話に集中できて、役者の演技が際立つし、そして猿渡一海を演じる武田航平さんの演技力が9年前の仮面ライダーキバと比較するとメチャクチャ演技が上手になっていて。だから、良かった。

 


つまりなにがいいたいかというと、仮面ライダーグリス=猿渡一海 を魅力的に描いた21話と22話が本当に良かった。仮面ライダービルド、主人公陣に魅力を自分は感じなかったんだけど、これは視聴継続です。猿渡一海を観たい。